くずは創親会ごあいさつ – 社会福祉法人くずは創親会

ごあいさつ

社会福祉法人くずは創親会
理事長　尾﨑順子

当法人の母体である「枚方手をつなぐ親の会」の誕生が昭和36年。

当時は知的障害のある方々が地域で生きていくための社会資源がほとんどない時代で、会員のお母様方がコツコツと“我が子らのために”と、元気に明るく活動を続けておられました。時代とともに社会資源が整ってくるにつれて活動から遠ざかる人も増えてくる中、頑張ってこられた親御さんの姿に私も元気をもらったものです。

そんな中、平成13年(2000年)頃に“認可施設を創りたい”という熱い思いで法人設立委員会が発足。それまで我が子のことで他の人たちとあまり関わることのなかったお父様方が中心となり、楽しく頑張っておられました。

みんな最初は本当に何も分からないことばかりで、ああでもない、こうでもないと言いながら、ただひたすらに「子供たちのために」との気持ちで頑張っておられました。私も参加させていただきましたが、土曜日の夜に当時の活動拠点であったくずは作業所にたびたび集まったことを懐かしく思い出すとともに、とても良い時間を共有できたと感謝しています。

そういった会員の皆様の努力の積み重ねの結果、平成15年(2003年)に「社会福祉法人くずは創親会」を創立、翌平成16年(2004年)に通所授産施設と小規模デイサービスセンター「とうかえで」を設立することができました。

スタートしてからも、施設運営のことであちこちの事業所の皆様に教えを請いながら過ごしたことを思い出します。

気が付けばとうかえで設立から17年。

その間に事業が変わり、従たる事業所めーぷるが開所、利用される方は開所当初の29名から65名に。また、グループホームも8住居30名の方が利用されています。

これからも設立にご尽力されたご家族の思いを引き継ぎつつ、皆さまと共に進んでいきたいと思います。